引越し前のあいさついつまでに行くの?疑問点やマナーをズバリ解決!

引っ越しの準備で忘れてはいけないのがあいさつです。

引っ越しのあいさつといえば、引っ越し先のご近所さんへと思いがちですが、今まで住んでいた旧住居のご近所へも忘れずにあいさつが必要です。

引っ越し当日の作業で駐車場や通路をふさいでしまったり、荷造りや荷物の搬出で物音がしたりと引っ越し作業中にいろいろと迷惑をかけてしまうかもしれないからです。

そこで、引っ越し前のあいさつはいつ行くの?手土産はいるの?といった疑問がわいてきませんか?

この記事では引っ越し経験10回以上の私が、これまで経験を元に引っ越し前のあいさつについてまとめたことをご紹介します。

皆さんの引っ越し準備がスムーズにおこなわれるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

引っ越し前のあいさつはいつまでにすればいい?

引っ越し前は荷造り以外にもやるべきことが多すぎて、バタバタしてしまいます。

そんな中でも旧住宅のご近所さんには、これまでお世話になったお礼と、引っ越しをすることでお別れの挨拶をしておきましょう。

また、引っ越し後はこれまで住んでいた家が空き家になることから、ご近所さんにとっても防犯上知っておいた方が良い情報なので、必ずご挨拶はするようにしましょうね。

引っ越し前のあいさつは前日までに

引っ越し前にご近所へ挨拶をするときは、一週間くらい前から遅くても前日の夕方までには済ませましょう。

引っ越し作業が午前中の場合は、朝8時ころから作業をすることもあります。ご近所の方によっては仕事の関係でまだ睡眠の時間という場合があります。

せっかく静かに休んでいるところに作業で騒音を立ててはご迷惑になってしまうので、事前にあいさつと引っ越し作業の時間を連絡をしておくことで、ご近所とのトラブルもなく引っ越し作業が進むでしょう。

挨拶の時間は夕方ごろがベスト

あいさつに伺う時間は、訪問先のご家族が在宅されているときで、なるべく食事やお風呂時を避けるようにしましょう。

家族持ちの家庭では、お子さんが小さいと夜8時以降はお風呂に入っていたり、寝かしつけの時間になるので夕方5時から夜8時前までの間がおすすめです。

大人だけの世帯でも、あまり朝早くや夜遅い時間では失礼にあたるので、日中おうちにいる時間帯を狙って訪問するようにしましょう。

引っ越し前のあいさつはどこまですればいいの?

引っ越し前のあいさつは、住んでいる住宅の種類のよって変わってきます。

集合住宅の場合

アパートやマンション、社宅など集合住宅の場合は、両隣と部屋の上下階のお宅へあいさつをします。

その他、社宅などで同じ階段を利用している世帯がある場合や同じ廊下でつながっている場合、引っ越し作業中は通行の妨げになるなど少なからず迷惑をかけるので、同じ階段や廊下を利用している世帯すべてにあいさつをしておくと安心ですね。

他にアパートやマンションなどでは大家さんが同じ建物に住んでいる場合もあります。

その場合は大家さん宅へも訪問し、さらに退去時の手続きや点検などを行ってくれる管理人さんへもあいさつをしておくと、退去の際に鍵を返したりする時などスムーズにできるでしょう。

戸建ての場合

戸建ての場合は向こう3軒両隣といわれるように、真向いの家とその両隣の家3軒と、自宅の両隣にあいさつをしましょう。

また、町内会や自治会などの会長さんや班長さんへも回覧板などの連絡を止めてもらうため、あいさつをしておきましょう。

角地の住宅の場合は、裏のお宅とお付き合いがあるようであれば、裏のお宅にもご挨拶に行くといいですね。

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引っ越し前のあいさつで手土産はいるの?

引っ越し前のあいさつでご近所を訪問するとき、お世話になった気持ちと引っ越し作業でご迷惑をかけることになるので手土産は持参するようにしましょう。

引っ越し前のあいさつの手土産の予算は?

引越しのあいさつで手土産にはあまり高価なものはいりません。

お返しが必要でないくらいの粗品で十分です。

費用としては200円から1000円程度がいいでしょう。

ただし、戸建てで長年隣近所でお世話になった方へは、これまで仲良くしていただいたお礼として記念になるものを趣味や嗜好に合わせて、少し高額なものを選ぶと喜んでもらえるでしょう。

集合住宅や転勤族で引っ越しが頻繁にある場合は、低額でも失礼にはなりません。

あいさつの品には、のしはいるの?

引っ越し前のあいさつでは予算は額で十分ですが、のしがけすることでちょっと改まった感じがして、受け取る側もきちんと挨拶をしてくれたという印象になるでしょう。

なので、商品を購入するときにはのしがけをお願いしましょう。

のしの表書きは

  • ご挨拶
  • お礼

と書きます。

「粗品」も謙譲語としてよくつかわれる表書きですが、お世話になったご近所へのあいさつで敬意を払うには、あまり使わない方が無難です。

あいさつに行ったら不在だったの時どうする?

引っ越し前のあいさつで、訪問先が不在だった場合は時間があれば再度訪問してみることをおすすめします。

しかし、2~3度訪問しても会えなかった場合は、ひとことでよいので「〇月〇日に△時~引っ越し作業を行いますので、ご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします」といったメモを書いて、挨拶に伺ったことを郵便受けや玄関のドア付近へ残しておきましょう。

引っ越しまでに顔を合わせる機会があれば、再度「不在だったのでメモ書きで失礼しました」と改めてお話をすれば、お互い気持ちよくお別れのあいさつができますね。

また、挨拶の品にのしがけをしておくと、名前も入っているので誰からの贈り物かがひとめでわかりますね。

さいごに

引越しのあいさつといえば、新居のご近所さんへのあいさつが思い浮かびますが、これまで

お世話になった旧住宅のご近所さんへのあいさつを忘れてはいけません。

引っ越し作業で騒音が出たり、車や荷物で通路をふさいでしまう場合もあり、少なからずご迷惑をかけてしまうものです。

引っ越し前にあいさつに伺うことで、これまで住んでいた家が空き家になるわけですので、ご近所にとっても防犯上知っておくありがたいことです。

訪問の時間はお子さんが小さい場合は寝かしつけやお風呂などの時間に邪魔にならないよう、20時前には済ませるようにしましょう。

手土産はあまりあまり高額なものではなくても良いですが、のしが毛をしてお礼の気持ちを伝えましょう。

引っ越し日と作業をする時間を伝えておくことで、引っ越し当日トラブルなくスムーズに作業ができるでしょう。

近所の方へのあいさつをきちんとすることで、あなたの引越しが快適に行われますように。

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