社宅や官舎の退去修繕費を安くするコツ 引っ越し前に自分で修理!

退去費用

企業や公務員で職務上転勤が多い仕事をしている場合、福利厚生の一環として社宅(企業が用意する住宅)や官舎(公務員用の宿舎)が用意されている場合があります。

急に決まった転勤先で、自分でアパートなどを探す手間が省ける代わりに、建物が古かったり、勤務地までの通勤が少し不便だったりと不満もあります。
それでも家賃が格安で近所には同じ会社のご家族ばかりなので、近所付き合いもしやすいといったメリットもあります。

わが家も転勤族なので、結婚後は社宅に住んでいる期間が長いのですが、社宅には普通の民間アパートやマンションと違い入居の時に敷金・礼金がない代わりに、退去の時に修繕費を支払うといった決まりがあるところが多いです。

そこで、引っ越し経験10回以上の私がこれまで経験した社宅からの引越し時に、修繕費を安く済ませるためのコツをご紹介します。

引っ越し前に少しの手間で、支払う金額が少なくて済むのであれば嬉しいですよね。

ぜひあなたの引越しが安心で快適なものになるよう、参考にしてくださいね。

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社宅や官舎の退去費に含まれるものは

社宅や官舎の退去費とは

ビル

引っ越しで社宅や官舎を出るときには退去費を取られることがあります。
これは、民間のアパートでは敷金のようなもので社宅や官舎に入居するときに敷金や礼金を支払わなかった代わりに、修繕費用などを支払うものです。

私が経験した社宅では月々の家賃に修繕費の一部が積み立てられていましたが、住んでいる年数や部屋を予想以上に傷つけたり汚してしまった場合などには、修繕費の積立金だけでは足りない場合があります。

また、社宅や官舎のルールによっては〇カ月で畳を取り換える、〇カ月で壁を塗り替えるといった決まった費用がかかるので、退去の時には管理人さんに退去費用を計算してもらい支払うことになります。

退去費用に含まれるものの例

・フローリングの清掃やワックス代
・壁のクロス貼り替え
・壁のペンキ塗り替え
・天井の貼り替え
・畳の取り替え
・網戸の張替え
・障子の貼り替え
・ふすまの貼り替え
・水回りのクリーニング
・ハウスクリーニング

退去費用の相場はいくらくらい?

退去費用に含まれるものの例を上にあげましたが、これらを全部合計すると20~50万ほどになります。
しかし、実際に住んでいる間取りや家族構成、居住年数によっては修繕をすべてやらなければいけないわけではないので、これより安くなる場合もあります。

引っ越し前に社宅や官舎の「入居のしおり」を調べて自分で計算してみたり、管理人さんに退去時の修繕費について問い合わせるとおおよその費用がわかるので、相場と大きくかけ離れていないか確認してみるのも良いでしょう。

修繕にかかる費用の目安

ネットで値段を調べて見るとおおよその相場がわかります。

・畳表の張り替え・・・・・・1畳5~6千円
・ふすま貼り替え・・・・・・1枚3千円
・壁のペンキ塗り・・・・・・1平米・・・5~10万円
・網戸の貼り替え・・・・・・1枚1500~2千円
・障子の貼り替え・・・・・・1枚3千円~
・ハウスクリーニング・・・・家族向け4LDKの場合5~10万円

社宅の修繕費を安く済ませるコツ!引っ越し前にすること!

ノート&ペン

転勤が決まって社宅や官舎を出なくてはいけなくなったとき、引っ越し日の前に少し余裕をもって管理会社や管理人さんへ連絡するようにしましょう。
それは、事前に費用の準備ができるのと、修理修繕が必要な場合、管理人さんを通して頼む業者より、自分で探した方が安く済むことがあるからです。
管理に会社によっては、自分で修理するのは認めていない場合もあるので、そこは自分で業者を依頼する前に必ず確認するようにしてくださいね。

管理人さんの印象をよくしよう!

引っ越し前に修理・修繕が必要かどうかを見極めるのはやはり人です!
管理会社の方や管理人さんが退去前の確認にきます。
その時、各チェック項目を元に家の隅々を調べ、修繕が必要であれば退去日までに自分で直すか管理人さんを通しで業者にお願いすることになります。

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ここで大事なのは、管理人さんの印象をよくすることです!

部屋の汚れをきれいにしておく

引っ越し準備で荷造りの途中でも、あ日の踏み場もないくらいあまりに散らかっていては、管理人さんの印象も悪くなってしまいます。
荷造りした荷物は部屋の片隅にまとめたり、使っていない部屋へ移動させて、管理人さんが点検をしやすい環境を整えておくようにしましょう。

壁やクロスの汚れを目立たなくする

小さい子供がいたりすると、壁に落書きをしてしまったり、床を傷つけてしまう場合があります。
そんな時は、100円ショップなどで売っている汚れ落としや壁やフローリング用の傷隠しなどで多少目立たなくしておくのも良いでしょう。
しかし、その場合でも必ず
「(子どもが)汚してしまって、汚れを目立たなくしたのですが大丈夫ですか?」
と一言添えると
「これくらいなら大丈夫ですよ!」
「この壁はクロスの貼り替えの対象になってるので、心配しないでください」
といってもらえる場合もあります。

やはり相手は人ですので、隠すのが一番よくないことです。
お互い良いコミュニケーションをとりながら、引っ越しを迎えられるようにしましょうね。

傷つけてしまったり汚れがひどい場所は正直自己申告する

ふすまを破いたり、壁に大きく穴をあけたり、傷隠し程度では隠し切れない破損や汚れは、点検のときに家具などで隠したりせず必ず自己申告をしましょう。
管理人さんも
「ふすまは貼り替え対象なのでこのままにしておいてください」
「壁は修理の見積もりを取るので、業者に連絡しておくので後日請求書を送りますね」
といった具合に、対処してもらえます。

引っ越しまでの準備で忙しい中、管理人さんに任せられるところは任せて時間を有効につかいましょう。

社宅を引っ越しする前に修理自分で修理できるもの

子どもと窓

プロに頼まなくても自分で手軽に修理できるもの

ふすま貼りなどは、やはりプロと素人では見栄えも出来も違います。
良かれと思って自分で道具や材料を買って修理しても、管理人さんのチェックでダメといわれたら結局修繕費を支払うことになるので、手間もお金も無駄になってしまいますよね。
しかし、素人でもやれば意外と簡単に修理できてしまうものがあります。
それは網戸と障子です。

網戸

網戸は穴があいただけでも、退去の時は貼り替えることになります。
網戸の貼り替えにはホームセンターなどで必要な材料がそろっていて、夏などのシーズンには網戸の貼り替えはDIY教室などが開かれている場合もあります。

一度やり方を覚えてしまえば、プロに頼まなくても上手に貼り替えることができるようになるので、引っ越しを予定していなくても退去の時に修理費がかかりそうだなぁと思ったら、自分で直しておくことをおすすめします。

障子

障子も網戸と同様にホームセンターなどで必要な材料がそろいます。
必要な道具は刷毛があえば大丈夫で、材料も紙とのりがあればいいので、手軽に取り組めます。
プロに頼むと1枚数千円もかかるところを、数百円程度でできるので、挑戦してみてもいいかもしれません。
ふすまと違い、失敗しても材料費が安いので、納得がいくまで何度でもやり直せるのもいいですね。

自分では修理できないけど安く済ませたいときは

小さい子供がいたり、引っ越しの荷造りで自分でやるには余裕がない場合、シルバー人材センターを利用する方法があります。

シルバー人材センターなら業者よりも少し手ごろな値段で修理費が済むでしょう。

シルバー人材センターは各自治体に問い合わせると紹介してもらえるので、ふすま貼りや網戸の貼り替えをしてくれる方の登録がないか確認してみると良いでしょう。
一般の業者よりも安く済むことが多いですよ!

ただ、時間に余裕がない場合は引き受けてもらえないこともあるので、あまり引っ越し日まで時間がないときは注意が必要です。

まとめ

社宅や官舎では、敷金がかからない分退去の時に修理修繕費がかかります。
その費用を少しでも安くするには、修理が必要な個所を事前に管理人さんに確認しておき、自分で修理したり、修理を依頼する業者を探すと良いでしょう。
しかし、引っ越しまでの日にちがあまりない場合はむずかしいので、引っ越しまでに時間の余裕がある場合はおすすめします。

あなたの引越しが快適にできるように、ぜひ参考にしてくださいね。

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