幼稚園を転園するとき気を付けたい子どもの心のケア!親子で会話を!

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仕事や家の事情で幼稚園を転園するとき、子ども達も気持ちが落ち着かなくなったり、転園することを嫌がったりするのではないかと心配ですよね。

わが家は3人子供がいるのですが、子連れでの引っ越しを3回していて幼稚園は3人で4つ経験しています。

私たち家族は主人の職場の社宅に住んでいたので、まわりに住んでいる方も転勤族ばかりでした。

子どもたちが幼稚園に在籍している間も、何人もの友達を見送ってきていましたが、実際に自分たちが引っ越しで転園をするときには、やはり友達と離れ離れになることを寂しがっていました。

そこでこの記事では、引っ越しなどで幼稚園や保育園を転園するときに、子どもの心のケアでどのようなことに気を付けたらよいかをご紹介します。

転園することで子供たちが寂しさでふさぎ込んでしまわないよう、家族みんなで協力できるといいですね。

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目次

幼稚園を転園するときは事前にしっかりと子どもに話す

幼稚園を転園しなくてはいけないとき、子どもには今通っている幼稚園をやめて新しい幼稚園へ行くことを事前に伝えておくことが大事です。

何も知らされていないまま引っ越しや転園をしてしまっては、急に新しい幼稚園へ通うことになっても環境の変化に子供の心がついていけません。

一日の生活の大半を幼稚園で過ごしている子供にとって、幼稚園はおうち同様に大切な場所です。

大切な場所とのお別れをきちんとすることで、新しい幼稚園での生活もスムーズに始められるでしょう。

ただ、あまり早くから話してもその後の幼稚園での生活を送るのに気持ちが不安定になってしまいます。

引っ越しや転園が決まったら1ヶ月から2週間前をめどに話すようにするといいですね。

転園について話すときのポイント

  • どうして現在の幼稚園を転園するのか理由を話す
  • 新しい幼稚園へ通うメリットを話す
  • 新しい幼稚園へ通うことを家族みんなが楽しみにしていることを伝える

どうして現在の幼稚園を転園するのか理由を話す

引っ越しや転勤で現在の幼稚園を転園しなくてはいけない場合、「

おうちが遠くなってしまうので、今の幼稚園に通えなくなる」

ということを伝えます。

園の方針が合わなかったり、人間関係など引っ越し以外で転園する場合でも

「おうちの都合で今の幼稚園に通えなくなったので、新しい幼稚園にいくことにしたよ」

と大人の事情は詳しく説明しなくても、大人が当たり前のように自然にふるまうことで子どもは前向きにとらえてくれるでしょう。

新しい幼稚園へ通うメリットを話す

新しい幼稚園の行事や幼稚園バスなど子供が興味を持ちそうなことを伝えると、転園後もスムーズに新しい幼稚園へなじんでくれるでしょう。

新しい幼稚園へ通うことを家族みんなが楽しみにしていることを伝える

引っ越しや転勤を家族がマイナスのとらえていると幼い子供にも伝わってしまいます。

引っ越し準備で忙しい時期ではありますが、子どもの話をじっくりと聞き、家族みんなが新しい幼稚園へ行くことを楽しみにしていることを伝え、子どもの気持ちを大切に見守ってあげましょう。

親が新しい環境への変化を受け入れる

転園後、新しい幼稚園へ通い始めたら親もしっかりと環境の変化を受け入れて不安を少なくするように気をつけましょう。

親の不安が強いと、子どもも不思議と感じ取ってしまいます。

慣れない土地での生活で、忙しさのあまり初めは上手くいかないこともあるでしょうが、親がしっかりと環境の変化を受け入れて新しい生活の土台を作ってあげることで、子どもへの負担も軽くなります。

ママ友は積極的に作るべき?

新生活で親も子も知り合いがいないと不安でいっぱいですよね。

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人見知りでなかなか話しかけられなかったり、すでにクラスにはグループができあがっていたり、自分から積極的に輪の中に入っていくのは難しいものです。

私はあまり人見知りをしない方ですが、それでも初めて参加する幼稚園の行事では、なかなか自分からは話しかけられなかったり、戸惑うことも多くありました。

幼稚園では運動会や音楽会など大きな行事以外にも、誕生会やクリスマス会、野菜の収穫など自由参観できる小さな行事や幼稚園でお手伝いを募集していることがあります。

そのようなときには積極的に参加して、子供が仲良くしている友達の親子に「最近転園してきた○○です」と話しかけることで、

「うちの子が新しい子が入ってきたって言ってました!」

「○○ちゃん、よく家で名前がでてきますよ~」

なんて会話が弾みます。

その時その時顔を合わせた保護者に、幼稚園で分からないことなどを教えてもらったりしていると、自然と仲の良いママ友ができ自然と友人の輪が広がります。

前の幼稚園と比べない

幼稚園への連絡の方法や、持ち物、行事種類など前に通っていて幼稚園と違うことがほとんどです。

はじめは戸惑うことも多いでしょうが、「前の幼稚園はここが違ってた」「前の幼稚園の方がよかった」など思うこともあるでしょう。

しかし、不満ばかり言っていると子供も新しい幼稚園に不信感を抱くことのなるので、子どもの前では口にしないようにしましょうね。

また、新しい幼稚園の保護者と話す機会で「前の幼稚園は~・・・」と話をされても、「新しい幼稚園の方がこんなことまでしてくれて素敵!」という内容ならまだしも、前の幼稚園の自慢話のような内容なら、その後の保護者との関係もあまりよくならないと思います。

転園して、心機一転新しい幼稚園へ早く慣れるためにも親子で幼稚園生活を楽しむようにしましょうね。

転園してしばらくは子供の変化をよくみる

転園してしばらくの間は、子どもも想像以上に緊張していたり心が疲れています。

いつもは昼寝をしない時間に疲れて眠ってしまったり、夜寝る前におトイレに行ってもお漏らしをするようになったりするなど、言葉で上手く伝えられない分、身体症状として現れる場合があります。

転園後しばらくは子供の変化に目を向けて、親子でたくさん会話をしたりハグをしたり、いつも以上に触れ合う時間を多くとってみましょう。

気になることは幼稚園の先生に連絡をし、園での様子を教えてもらうのもいいですね。

先生方も些細な出来事ではわざわざ電話をしてくれないので、子どもの様子で気になることや園生活でわからないことがあればどんどん電話しても大丈夫なので、安心して連絡してみてください。

転園前から続けている習い事を引っ越し先でも継続する場合も、すぐに新しい教室へ通わせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添って家でゆっくり過ごす時間を増やしてみるのもいいですね。

しかし、逆にわが家のように子供たちが元気で体力が有り余っているタイプでしたら、家の中で過ごすより体を動かした方がストレス発散になるようです。

子どもが新しい場所でも人見知りをしないタイプのよう子でしたら、スポーツなどの習い事で体力を発散させるというのもいいですね。

まとめ

仕事の都合や引っ越しなどで幼稚園を転園する場合は、子どもの心のケアで大切なことをご紹介しました。

幼稚園を転園する前は、しっかりと子供に伝え新しい幼稚園へ通うことが楽しみになるように話すようにしましょう。

転園後も子供の様子をしっかりとみて、子どもとの会話やスキンシップを多くとるようにしましょう。

親もしっかりと環境の変化を受け入れて、新しい幼稚園でも行事などに参加して、少しずつ友人の輪を広げましょう。

そして前の幼稚園と比較せず、今通っている幼稚園での生活を親子で楽しむようにしていきましょう。

子どもが幼稚園を転園することへの不安が少なくなるように、是非この記事を参考にしてみてくださいね。

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